水彩画教室に通う必要はない?初心者でも簡単な塗り方の技法とコツ

40代後半でもアラフォーと言い張るツヨシです。

この歳になると子供に手間がかからなくなり、自分の時間が増えてきて、なにか趣味を持ちたくなってくるものです。

仕事ばかりしてきて特に趣味を持っていなかった私ですが、昔ギターに憧れていたのを思い出してウクレレを初めたところ、見事にハマってしまいました。

自宅でコツコツ練習を続け、今では弾き語りができるまでに上達し、会社の忘年会で披露できるまでの腕前になりました。

そんな私の姿を見て、子育てが一段落して時間を持て余していた妻もなにか自分の趣味を持ちたくなったようで、いろいろ探し始めました。

妻はどうやら昔から絵を上手く書きたいという願望があったようで、水彩画を始めることにしました。

中学生の頃、友人の描く風景画が上手くて憧れていたそうです。

大人になるに連れて絵を描くこともなくなり忘れていたようですが、ここに来て再び練習してみようと一念発起しました。

自宅でできるDVD講座を購入し、時間を見つけてはコツコツ続けているようです。

デッサンや色の塗り方のコツが分かると筆も進むようで、飽きることなく続ています。

今では水彩画はすっかり妻の趣味となり、時間を見つけては描き続けています。
水彩画-絵の具-画材
よほど楽しいのか、今日はこんな絵を描いただの、下絵の書き方はこうだ、水彩画の絵具の使い方はこうだのと日々熱弁を奮ってくれる妻の姿を見ていると、私も嬉しくなってきます。

水彩画はよほど楽しいようなのですが、この歳になると新しいことを始めるのは気力と勇気が必要だったりします。

そこで、気軽に水彩画を始めてもらえるよう、初心者が水彩画を始めるときに必要なことなどをまとめてみました

本当は日々私に熱弁を振るう妻に執筆してほしかったのですが、なにやら恥ずかしいらしく拒否されてしまいました。

水彩画に興味のなかった私が聞いてもやってみたくなるくらい楽しそうだったので、水彩画の楽しさが伝わると嬉しいです。

水彩画とは?独特のテクスチャが特徴

水彩画-にじみ-透明水彩絵の具
水彩画といえば、絵の具の濃淡と滲みを上手に使って、淡くふんわりと趣のあるタッチが特徴です。

もちろん、ふんわりしたタッチが水彩画の全てではないのですが、あの雰囲気に憧れて始める方は多いと思います。

友人・知人から届く手紙が水彩画で描かれていたりすると洒落っ気があっていいですよね。

水彩画、というくらいですから、水彩絵の具を使って描く絵を水彩画といいます。

水彩絵の具といえば、誰もが小学生の頃に使っていたのも絵の具が正にそうです。

しかし、個人的には小学校の頃の絵の具はボッテリというかべったりというイメージがあります。

私はどうも水彩画独特の淡くふんわりしたイメージと結びつきません。

妻が水彩画を初めてから知ったことなのですが、同じ水彩絵の具でも、水彩画で使う絵の具と小学校でつかう絵の具は種類が異なります。

水彩画で使う絵の具は透明水彩絵の具と呼ばれます。

透明水彩絵の具の特徴として、水分濃度で濃淡をつけられること、重ね塗りした時に先に塗った色が透けて見える、という点でしょうか。

そのため、色を薄くしたい時は水とたくさん含ませて塗り、濃くしたい時は重ね塗りをすることで濃淡を調整します。

一方、小学生が使う絵の具は水彩絵の具の中でも不透明水彩絵の具です。

不透明水彩絵の具の特徴として、白色を混ぜて濃淡を付けること、色の上に別の色を重ねても下の色が透けて見えないということでしょうか。
透明水彩_不透明水彩 絵の具
小学生の頃の絵の具でのっぺりとした絵を描いた思い出と、淡いテクスチャの水彩画のイメージが結びつかなかったのですが、絵の具の特徴の違いを知って妙に納得しました。

そのため、水彩画を始める時は子供が小学校を卒業して使わなくなった水彩絵の具ではなく、水彩画専用の透明水彩絵の具を用意する必要があります。

ポイント
水彩画で使うのは透明水彩絵の具
重ねた時に下の色が透けて見えるのが特徴

水彩画の初心者は教室に通う必要がある?

水彩画-作品
当然ながら、水彩画教室に通うほうが上達も早いでしょう。

しかし、妻は「いくら先生といえども、いい大人が下手くそな絵を描くのを見られるのははずかしい」という理由で、教室に通うのを嫌がります。

私は下手だから教室に通うのだし、時間の融通がきくなら通えばいいと思うのですが、それでも「絵が下手」というコンプレックスにも似た気持ちが、水彩画教室へ通うことへの高いハードルとして立ちはだかっているようです。

妻と同じような理由で、絵画教室に通うのをためらっている人は案外多いのかもしれません。

他にも、仕事をしながらだとなかなか決まった時間に通えなかったり、通う時間を捻出するのが大変で足が遠のいてしまったりしてなかなか続けられないということもあるかもしれません。

とはいえ、やり方もわからずひたすら模写を続けていれば上達するというものでもありません。

模写を続けるだけで絵が上達するなら、誰もがそこそこ描かけるようになっているはずです。

下書きするにしても、どのようなところに着目するとか、全体のバランスのとり方のコツがあります。

色の塗り方も透明水彩絵の具を使ったからと言って、誰もが立体感の出る塗り方ができるわけではありません。

やはり水彩画の基本的なコツやテクニック、気をつけるポイントなどは、初心者は誰かに教えてもらわなければ分からないないものです。

例えば、水彩画の下書きは鉛筆で行いますが、下絵の線が絵の具で塗りつぶされるわけではありません。

そのため、透明水彩絵の具の場合は下書きの線が透けて見えるため、完成した絵の中でどのように見えるのかまで考えて下書きを行う必要があります。

これも一つのコツと言えるかもしれません。

また、透明水彩絵の具は色を重ねて濃い色を作るという特徴があるので、色の塗る順番も大切になります。

小中学校で習ってきた下絵の書き方や色の塗り方とは異なります。

このように言うと、水彩画教室に通わないと描けるようにならないように感じてしまうかもしれませんが、そんな事はありません。

妻は私がウクレレを練習したのと同様、いきなり上手に描ける水彩画講座DVDセットを使って水彩画を勉強していきました。

プロの先生と同じように塗り、描いていくとなんとなくそれっぽい作品に仕上がります。

同じものばかり描いていても、やはり初めて描いたものと比べると上達してきます。

プロを目指すのであれば水彩画教室に通う必要がありますが、趣味として楽しく続けるのであれば、必ずしも教室に通う必要はないと思います。

ポイント
水彩画教室に通うのは意外と大変。
自宅で自分のペースで勧められるDVDの水彩画講座がおすすめ

水彩画の初心者でも簡単な塗り方の技法とコツ

絵の具-水彩画-パレット
絵を描くと言われると、大きなスケッチブックに描くイメージがあるかもしれませんが、初心者には難しすぎます。

まずはA4くらいまでの大きさのもので練習しましょう。

A4くらいの大きさだと短時間で完成させられますし、なにより下書きをするにも色を塗るにも全体のバランスを見ながら作品を作っていけるのでおすすめです。

水彩画で使う透明水彩絵の具は、下の色や下書きの線が透けて見える特徴があり、セロファンに例える人もいます。

塗る色数が少ないほど明るく見える傾向があり、色が重なるほど暗く深みのある色に見えるという特徴があります。

そのため、白色、黒色はほとんど使わないのですが、これを忠実に守り、試行錯誤しながら色を塗っていくことで、深みのある作品に仕上がります。
【保存版】水彩画モチーフを描くために必要な絵の具,鉛筆,画用紙,画材 どんなことにも上手く見せるテクニックはいくらでもありますが、水彩画を初めたばかりの初心者が覚えておくべきコツはそれほど多くありません。

  • 下書きにもこだわる
  • ムラが出来ても気にせず大胆に塗る
  • 明るい色→暗い色の順に塗る
  • 筆に含ませる絵の具の量に気をつける
今までの絵の具の使い方と少し違うのですが、まずはこの4つのポイントを抑えながら絵の具を使えるようになるのが水彩画初心者が行う第一歩です。

下絵にもこだわる

繰り返しになりますが、水彩画で使う透明水彩絵の具は重ね塗りしても下の色が透けて見えるという特徴があります。

言い換えれば、色を塗っても下書きの線が見えて絵の一部となる、ということになります。

小学校では不透明水彩絵の具だと、下書きの線をも塗りつぶしてわからなくなっていたので、案外盲点となるポイントかもしれません。

適当に下書きを描くとと、仕上がりにダイレクトに影響してくるので、ごまかしがきかないようです。

なんとも緊張すると思ったのですが、案外メリットも多いのです。

下書きの線が完成に影響してくるということは、下書きを確認しながら色が塗れるとも言えます。

必ずしも下書きから完成まで一気に仕上げられるとは限りませんし、時間が空くとどのように陰影をつけるつもりだったか忘れてしまうこともあります。

そう考えると、下書きが見えるというのはかえって描きやすいと言えるかもしれません。

また、絵の具の種類に限らず下書きは絵の骨格となるため、これがいい加減だといい加減な作品しか仕上がりません。

始めから丁寧に作品作りができるのでこっちのほうがいいのだ、と妻は言っています。
水彩画-カンバス-イーゼル
下書きは鉛筆を使いますが、紙を傷めないように柔らかい芯の鉛筆を使うことが多いです。

妻は3Bか4Bを使っています。

鉛筆は使い勝手が良ければ何でもいいので、子供が使わなくなったものでも問題ありません。

しかし、100均で1ダース100円というような安すぎるものは、芯の滑りが良くないので描きにくいと妻が言っています。

普通に書いていてもなんとなく引っかかる気がするので、それは私にもわかります。

特にスケッチ用の鉛筆はないのですが、昔からある三菱鉛筆のuniが描きやすいようで、プロもこれを愛用している方が多いのだとか。

本当は下絵の書き方のコツなども紹介できたら良いのですが、言葉で説明するのはなかなか難しいので、またの機会があればまとめたいと思います。

ムラができても気にせず大胆に塗る

きれいに仕上げようとするとムラにならないよう塗ろうとしがちですが、水彩画は塗りムラが出来ても気にしてはいけません。

これは、雑に塗ってもいいということではなく、失敗を恐れずに大胆に塗るのがいいということです。

空や海といった比較的面積の広い場所は、大胆に塗ってしまう方が、かえってムラになりにくくきれいに仕上がるようです。

もし塗りムラができても、かえって趣の深い作品に仕上がったりしますし、慣れてくるとあえて塗らずに残す、ということをする場合もあります。

このあたりの匙加減は「習うより慣れろ」で、実際に何枚も塗ってみて自分好みの塗り方を身につけるのが一番です。

それが自分の持ち味になっていきます。

ただ、初心者はそのあたりのテクニックのことは考えずに、塗りムラやはみ出しがないように気をつけつつ、大胆に塗っていくということを意識しましょう。

もし塗りムラが出来たら、乾ききる前に同じ色で重ね塗りすればわかりにくくなります。

もしはみ出してしまっても、あとから濃い色を重ねていくので、はみ出した部分をわかりにくすすることも可能です。

つまり、透明水彩絵の具は重ね塗ることで作品を完成させるという特徴があるので、神経質にならなくても大丈夫ということです。

明るい色→暗い色の順に塗る

先程の話ともつながってきますが、明るい色ははみ出してしまっても、上から暗い色を重ねれば気にならなくなります。

そのため、透明水彩絵の具を使う水彩画を描くときは明るい色から塗っていきます。

色を濃くしたい時は絵の具の水分量を調整しながら重ね塗りをします。

水分量が多いと色は薄くなりますし、水分量が少ないと色は濃くなります。

また、重ね塗りで濃淡をつけるのも水彩画の魅力の一つです。

絵の具の濃度と重ね塗り、この2つの濃淡の付け方を上手に使っうと、水彩画らしさが出てきます。
水彩画-虹-レインボー
影をつけたいところには、暗いめの色を重ねます。

はみ出しても修正ができる、と言いましたが、一つ気をつけたいポイントがあります。

それは、先に塗った色が完全に乾いてから色を重ねるということです。

乾ききる前に別の色を重ねてしまうと滲んでしまうため、場合によっては作品が台無しになるからです。

この点だけ気をつけたいのですが、乾いていると思っていたら乾いていなくて滲んでしまった、ということもあります。

短時間で仕上げたかったり、滲むリスクを減らしたいなら、ドライヤーやうちわなどで乾かしながら描いていくという手もあります。

ドライヤーとなるとちょっと大掛かりですが、うちわであおいで乾かすくらいなら手軽にできそうですね。

妻はがよくフーフー吹きながら塗っている姿が不思議だったのですが、どうやら早く乾かすためだったようです。

筆に含ませる絵の具の量に気をつける

透明絵の具は水の量で濃淡をつけるのですが、この時に気をつけたいのが、筆に含ませる絵の具の量です。

空のように広い範囲を塗るのであれば、かすれないよう気をつける必要があります。

かすれは意図せぬムラの原因になります。

影など細かいを塗るときには絵の具を含ませすぎないよう注意が必要です。

筆に絵の具を含ませすぎると、塗り終わりの部分に水たまりができてしまい、不自然なところで色が濃くなって見える原因になったりします。
筆 処理 水分 水彩画
筆には絵の具を含ませすぎ内容に気を配ると、今度は筆がかすれたりするので、慣れるまではなかなか難しいようです。

慣れもありますが、上達してくと水たまりが出来ないような筆使いもできるようになってきます。

水たまりができると絵の具の乾きも遅くなって重ね塗りしたくても出来ない、ということもありますので、水たまりが出来ないように気をつけたいです。
【保存版】水彩画モチーフを描くために必要な絵の具,鉛筆,画用紙,画材

水彩画のモチーフ画像例(花,風景,人物,木,空)

インスタで見つけた水彩画を紹介します。


始めから風景を描くのではなく、こうした木だけ、とかから練習していくのもいいですね。


ミモザの花です。

水彩画独特のふわふわした雰囲気がミモザの花によく合いますね。


桜の風景画ですね。

透明水彩絵の具の雰囲気と桜の儚さがマッチした趣ある絵ですね。


かわいいお子さん2人の水彩画です。

心温まる素敵な作品ですね。


素敵な猫の水彩画です。

愛らしさあふれる作品ですね。

他にもいろいろ紹介しているので、参考にしてください。
【SNS映え】水彩画のモチーフ画像まとめ(花,風景,人物,木,空)

教室に通わず自宅で水彩画を勉強する方法は?

水彩画-カンバス
ウクレレのときもそうなのですが、ユーチューブで検索してみると、水彩画の指南動画というのは案外たくさんあります。

困ったときのコツをまとめたものもあります。

しかし、私も妻もDVD付きの水彩画講座セットをおすすめします。

水彩画と言うと、「下絵を書く→色を塗る」というイメージがあるので、どうしても下絵の練習から始めたくなります。

しかし、絵を描くことに自信のない初心者には、色を塗るよりも下絵を書くほうが圧倒的に難しいと思います。

このDVD講座は色を塗るところから始めるので、楽しく初めて長く続けられます。

絵を描くのはなんとなく恥ずかしいけど、塗り絵ではよく遊んだという方も少なくないのではないでしょうか。

絵を書くよりも塗る方が楽しくてそれなりの完成度で仕上げられるので、水彩画初心者は色塗りから始めるべきだと思いました。

色塗りの練習用に下絵が描かれた用紙がセットになっていて、DVDで先生が塗るとの全く同じように塗っていけばそれなりの作品が完成します。

実際に先生の動作を見ながら自分の手を動かすので、コツをつかみやすいようです。
絵の具-水彩画-筆
妻もまだまだ思った色が出来なかったり上手く塗れないようなこともあるようですが、それでも人に見せられる程度には上達したと喜んでいます。

来年の年賀状は水彩画で出したいと息巻いているくらいで、私の分も妻に任せたいと考えています。

下書きのデッサンを学ぶDVDもついていて、鉛筆と消しゴムの使い方から始まり、風景画と動物の書き方のコツを学べます。

風景画で案外難しい水の描き方、動物をイキイキと描くコツを学べるようです。

本当は水彩画教室に通うのが一番いいのですが、近くに絵画教室がなかったり仕事をしていて都合がつかずにやめてしまうことも少なくありません。

そんな方には、自宅で自分のペースで進められるDVD付きの水彩画講座がおすすめです。