40代後半でもアラフォーと言い切るツヨシです。
ウクレレを始める時は弾き語りができるようになるのを目標にしていました。
しかし、中学以来楽器に触っていない私は、楽器をひくには楽譜が読める必要があることをすっかり忘れていました。
私は音譜の上に必ずドレミを書き込んでいたくらいですし、今では楽譜を見ても全くわかりません。
コードの練習を進めるうちに、楽譜の読めない私は弾き語りなんて無理じゃないかと考え始めました。
いざ、曲を弾く練習の時になって少し安心しました。
なぜなら、ウクレレ専用楽譜は見たまま弾ける楽譜だったからです。
見たまま押さえてジャカジャカかき鳴らして歌声を乗せれば、立派な弾き語りができるんです。
そのためには、コードを覚え、正しいウクレレの弾き方を覚えるのがとても大事になってきます。
コードを覚えて正しいウクレレの弾き方を覚えるなんて、超初心者が入門編の習うことです。
もちろん、コードは簡単なものから難しいものもあるのですが、基本コードだけで演奏できるものもあります。
ウクレレの正しい弾き方やコードを覚えて、私のようにウクレレをかき鳴らしながら弾き語りできるようになりましょう。
初心者でもウクレレを簡単に弾けるようになるおすすめの弾き方
ウクレレの弦をシャカシャカかき鳴らすだけでもなんとなくサマになりますし、ウクレレっぽい雰囲気の音はかき鳴らすことはできます。
しかし、弾き語りをできるようになりたいのであれば、正しい弦の弾き方を覚えることをおすすめします。
実は、ウクレレの弦を正しく弾くための基本の動作は、たった2つだけなんです。
- 右手で弦を弾くピッキング
- 左手の弦の押え方
この2つだけです。
ポイントをおさえると簡単に弾けるようになるおすすめの弾き方です。
弦の弾き方と押え方のそれぞれを簡単に説明します。
簡単ウクレレの弾き方ポイント1:右手で弦を弾くピッキング
まず、ウクレレの弦を正しく弾くための基本動作の1つめは「右手で弦を弾くピッキング」です。
右手で弦を弾くことを「ピッキング」といいます。
右手と言っても、右手全部を使って弦をジャカジャカするわけではありません。
右手の親指の側面を使ってウクレレの弦を弾きます。
右手の親指で上から下へとピッキングすることをダウンストローク、下から上へとピッキングすることをアップストロークといいます。
ダウンストロークのときは、親指の側面〜腹の皮膚の部分でジャラーンと鳴らすイメージです。
一方、アップストロークのときは親指の側面〜爪の部分でジャラーンと鳴らすイメージです。
ダウンストロークとアップストロークで弦を弾く親指の部分が異なります。
このとき、爪の長さに注意してください。
初心者は爪を短くしておくべきです!
爪が長いと、引っかかったりしてどうしても上手にピッキングできませんし、きれいな音を出すのが難しくなります。
女性だと、指先をきれいに見せるために爪を伸ばしていたり、あるいはきれいなネイルをしていて爪が長い人がいます。
爪が長いとピッキングしたときに爪が割れることもあるので、爪を短くしておくべきです。
といっても、ピッキングする指の爪だけ短くなっていればOKなので、全ての指の爪を短くする必要はありません。
私も仕事が忙しくて伸びた爪を切らないままウクレレの練習をしていて、爪が割れてしまったことがあります。
ウクレレの弦を押えるときにも邪魔になるので、初心者は素直に両手とも短くしておくことをおすすめします。
どうしても爪を切るのが嫌だという場合は、ピックで弾くという方法もあるそうなので、一度調べてみるのもいいかもしれませんね。
細かいことかもしれませんが、こういう小さな積み重ねがウクレレ上達への近道だと私は考えています。
基本的には、右手親指でウクレレの弦を弾くのをピッキングといいます。
しかし、人差し指を使ったり、ピックを使ってピッキングする人もいます。
また、上級者にもなるとスリーフィンガーピッキングと言って、指を3本使ってピッキングして演奏する方法もあります。
しかし、スリーフィンガーピッキングでウクレレの音をきれいに出すのは難しいので、初心者はまず右手親指でポロポロきれいな音を出せるようになりましょう!
繰り返しになりますが、初心者が簡単にピッキングするためには、親指の側面〜腹の皮膚の部分もしくは、親指の側面〜爪の部分で弾くことをおすすめします。
簡単ウクレレの弾き方ポイント2:左手の弦の押え方
ウクレレの弦を正しく弾くための基本動作の2つめが「左手の弦の押え方」です。
ウクレレの弦なんて適当に押えておけば弾けるものだ、と思っていた私ですが、弦を正しく押えるというのは思っていた以上に大変でした。
これがウクレレよりも弦の本数が2本も多いギターだったらと考えると、絶対ムリだと早々に挫折してた自信があります。
コードを覚えるとか、指の動かし方が難しいということ以前に、弦を正しく押えないとウクレレの音が綺麗に出ないのです。
ウクレレをきれいな音で弾くためのポイントはいくつかあります。
- ネックの部分を握らない
- 指を立てて指1本で弦1本を押える
- フレットの近くを押える
基本の基本過ぎて、ウクレレに慣れてくると疎かになりがちな3つのポイントです。
私は弾き語りができるようになった今でも、この3つのポイントを疎かにすると上手にウクレレを弾くことができません。
なんとなく最近ウクレレの音がきれいじゃないな〜と思う時は、「指1本で弦1本を押える」ができていないか、「指を立て」て弦を押えられていないか、「フレットの近くを押える」ことができていないことがほとんどです。
練習すると初心者でも簡単にできるようになります。
ウクレレを簡単にきれいな音で弾くポイント:ネックの部分を握らない
ウクレレを弾く時は左手でネックを持ってウクレレを支えます。
慣れていない初心者はついついネック部分を握ってしまいますが、握るのはNGです。
左手はネックに添えるだけです。
左手は適切なときにすぐ必要なコードを押さえるために、ネック部分でスタンバイしているイメージです。
スタンバイしているついでに、少しだけウクレレを支える手伝いをしているくらいに考えておくくらいがいいと思います。
私は左手はウクレレのネック部分でスタンバイしてるだけだと考えるようにしてから、握ってしまうことが減りました。
弾いている時に、ウクレレがグラグラしてしまってどうしても左手でネックを握ってしまう場合もあると思います。
その場合は、ストラップを使うのも一つの方法です。
ネックを握ってしまうと、弦に指が手が触れてしまって思っていた音が出でません。
ウクレレ初心者の間はどうしても力んでしまってネックを握ってしまいがちなので気をつけましょう。
ウクレレを簡単にきれいな音で弾くポイント:指を立てて指1本で弦1本を押える
何の説明もなしに「ウクレレの弦を押さえてください」と言われると、指の腹で押さえる方がほとんどではないでしょうか?
指の腹で押さえるのが一番力が入るので自然なことなのですが、そうすると困った問題が起きてしまいます。
指の腹で弦を抑えると、指が寝た状態になるのでどうしても隣の弦に触れやすくなってしまいます。
そのため、隣の弦に指が触れてしまう可能性が高くなります。
弦は触れるだけでも音が変わってしまうため、ウクレレの音をきれいに出すためには指を立てるほうがいいのです。
指の第一関節だけをキュッと曲げるイメージで指を立てて目的の弦を押える意識を持ってください。
嫌な例えですが指を立てるというのは、黒板に爪を立ててキィーーーという嫌な音をたてるときの手の形のイメージです。
指が太かったり、不器用だったりすると、そんな細かい手の動きができるか不安になるかもしれません。
私は指先を使った細かい作業が苦手な不器用男で、初めはそんな動きができるのか不安でした。
しかし、ウクレレ初心者の間に指を立てることを強く意識し続けたことで、今では意識しなくても指を立てて弦を押えられるようになりました。
ウクレレを簡単にきれいな音で弾くポイント:フレットの近くを押える
フレットというのは、ウクレレのネック部分に打ち込まれている金属のことです。
フレットにより、ウクレレの音程が決まります。
フレットは上(ヘッド)の方から順に1フレット、2フレットと数えます。
そして、ウクレレのコード表は見たまま弦を押さえると演奏ができるようになっています。
これを見ると、フレットとフレットのど真ん中をおさえるのが良さそうに見えますよね。
でも実際は、後ろのフレットの近くとか後ろのフレットに触れるくらいのところで弦を抑えるときれいな音が出るのです。
私は、このフレットの近くで弦を押さえるというのがいつまでも上手にできませんでした。
楽譜通りに演奏しようとすると、どうしても指の位置が疎かになりがちでした。
同じコードなのに、押さえる位置が微妙に違うだけで、音も微妙に違ってきます。
そのため、ウクレレ初心者こそ、フレットの近くで弦を押さえることを意識してで練習をしましょう。
ここまで、上手にウクレレを弾くために必要な基本テクニックを紹介してきました。
いくら言葉で説明されてもイメージできない!という方もいらっしゃると思います。
私は、初心者向けウクレレつきのDVD講座
弦をどうやって抑えたら上手に音が出るのかを、手元をアップにしたり、カメラのアングルを変えて手元の動きがわかりやすかったりするので、すぐにウクレレが上達します。
しかしながら、これらのテクニックがあればいつでもウクレレを上に演奏できる、というわけではありません。
ウクレレを弾くとどうしても弦が緩んできてしまいます。
そのため、ウクレレを正しい音程で弾けるように、毎回チューニングをする必要があります。
できることから一つずつマスターしていきましょう!
初心者はまずはウクレレの基本の4コードを練習
ここまで、ウクレレを上手に弾くための大切な基本動作を紹介してきました。
ウクレレを、と言っていますが、実はギターなどの弦楽器に共通することだったりします。
簡単な弾き方の練習をしたら、次はコードといわれる弦の押さえる位置を覚えていく必要があります。
コードを覚える方法は、何度も繰り返し練習して体に覚えさせる以外に方法はありません。
コードはたくさんありますが、まずは基本の4コードをマスターしましょう。
先程紹介したウクレレをきれいに弾くための3つのポイント、「ネックの部分を握らない」、「指を立てて指1本で弦1本を押える」、「フレットの近くを押える」ことも意識ながら、基本の4コードを練習してください。
ウクレレの基本コード:C
とてもウクレレらしい音が出るコードです。
薬指1本でポロローンとウクレレを弾ける気分が味わえる、基本的なコードです。
ウクレレの基本コード:F(エフ・メジャー)
今度は指2本で押さえるFコードです。
Cコードに比べると少し手の形が難しいかもしれませんが、しっかり弦を押えられるようになりましょう。
ウクレレの基本コード:G7(ジー・セブンス)
指が3本になるとちょっとびっくりしますが、安心してください。
指と指が離れていないのでとても押えやすいコードです。
ウクレレの基本コード:Am(エー・マイナー)
ウクレレにしては少し暗いイメージの音が出ます。
指1本で押えられるので簡単そうに見えますが、4弦を押えなければならないので、指が他の弦に触れることがないよう注意が必要です。
他にも基本のコードとして紹介されているコードもありますが、まずはこの4つをマスターしましょう!
Cコード、Fコード、G7コード、Amコードの4つだけで弾ける曲はたくさんあります。
4つのコードだけで色んな曲が弾けるようになると言っても、いきなり曲を弾くのはやはり難しいものです。
曲なので、「次のコードはどこを押さえるんだけ?」ともたついているようでは上手に演奏できませんね。
手元を見ながらでないとコードを押えられないような状態だと、1音ごとに手元を見て抑えなけければならず音が途切れ途切れになっていまい音が繋がりません。
まずは手元を見なくてもそれぞれのコードがきちんと弾けるようになり、ゆっくりでもいいので、リズムに乗って演奏できるようになる必要があります。
楽譜を見ながらリズムに乗って弾けるようになるためには、ひたすら反復練習あるのみです。
楽しくウクレレで弾き語りできるよう、頑張って練習に励みましょう!
ウクレレ入門には初心者向けウクレレつきのDVD講座がおすすめ!
でも、実際に弦を弾く(ピッキング)、弦を押さえるの動作は画像だけではなかなか理解しにくいと思います。
全くの初心者だった私が、たった3ヶ月で人前で弾き語りできるレベルになれたのはウクレレつき初心者向けウクレレ講座
YouTubeでもウクレレを練習するための動画はたくさんアップされていますが、目当ての動画をさがすのに時間がかかってしいます。
仮に、ウクレレを練習するのによさそうな動画が見つかったとしても、それが本当にわかりやすいのかどうかは初心者の目からはなかなか判断できません。
続き物の動画の場合、一つ前の動画や続きの動画がすぐに見つからない場合もあります。
そもそも、基本の「き」から丁寧に解説している動画はなかなかありませんし、ウクレレを始めようと思い立って楽器屋に行ってみても、どれが使いやすいのか、どんなウクレレが初心者向けなのか判断するの結構難しいです。
気軽に始められると言っても、独学でウクレレを練習するのは難しいものです。
一方、ウクレレ教室に行くと初心者が使うにはかなり高額なウクレレを紹介され、それを購入する以外の選択肢がないというリスクもあります。
その点、このDVD講座はお値打ちの楽器つきというのも良かったです。
どんなに下手くそでも、他人の目を気にすることなく繰り返しDVD講座をみて自分のペースで練習できました。